坐間神社の渡辺宮司さんと
岩清水八幡宮の田中宮司さん



昨日と今日と宮司さんの講演を聞く機会に恵まれました。
昨日はKKRホテルの「大阪城祭(だいはんじょうさい、と読む)」の講演会で坐摩神社(通称ざまさん、イカスリ神社と読む)の渡邉紘一宮司さんのお話。
渡辺姓発祥の地「渡しの辺り(舟の渡しがあったあたり)」の宮司さん。
 
そして今日は岩清水八幡宮の田中恆清(つねきよ)宮司さんの記念講演を聞きました。
これまた、58代目の累代祀官の田中宮司。
実家の母とよくお参りに行ったところです。
ケーブルで行ったり車で行ったり、森林イオンを八幡の町に降り注いでいる、里山って感じがするところですね。
 
どちらも大変興味深くて、楽しい講演会でした。
 
父が「ざまさん」と言っていたのでイカスリ神社というのは知らなかったのです。
渡邉宮司さんも「ざま神社」という通称名を使っていたところ、近年御朱印帳を携えての「一の宮巡り」というのがあるらしく、畿内では、河内国は枚岡神社、和泉国は大鳥神社、摂津国は坐摩(イカスリ)神社、(住吉神社も)で、イカスリ神社の道を訪ね来られても坐摩神社がそうであるという事を近所の人も知らない人が多いので、今ではイカスリ神社と言う様にしておられるとか。
 
実家の父は坐摩神社の氏子で、母は生國魂神社の氏子なのですが、皆さんご存知のように、秀吉によってこのふたつの神社も移転させられていますが、生國魂神社は国生みの神で、坐摩神社は諸説あるようですが、居所知(イカシリ)→「住居するところをしろしめす(治める、お守りする)」ということからみて、宮司さんはこの二つの神社は、国生み、そしてその土地を護るという、「対」である関係なのだというふうな事を仰った・・・。

へぇ〜、そういうなんや、私はそういうざまさんといくたまさんの氏子から生まれたんや〜と、ひとりで感激したりして、、、。

さて来週は、大阪城祭は大工棟梁中井大和守について、大阪くらしの今昔館々長、谷直樹大阪市大大学院教授の講演があります。
なんかこう講演会が続いている今日この頃・・・。